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恋愛小説風あの頃番長は若かったシリーズ④-6 
2010 / 04 / 01 ( Thu )

恋愛小説風あの頃番長は若かったシリーズ
まで立ち上げました。


初回はこちら。
恋愛小説風、あの頃の番長は若かった④-1

続きはこちら。
恋愛小説風、あの頃の番長は若かった④-2
恋愛小説風、あの頃の番長は若かった④-3
恋愛小説風、あの頃の番長は若かった④-4
恋愛小説風、あの頃の番長は若かった④-5


花火大会への道のり。
距離にして片道80キロぐらいだろうか。
時間だったら、1時間半ぐらい。

先輩とこんなに長く居られるなんて
夢のまた夢だと思っていた。

車中での会話は
部活の事から先輩の友達、
高校生活の事や好きな食べ物の話など
会話がとぎれる事なんてなかった。

途中、田舎の国道沿いには
ラブホテルが並んでいて、
一人で恥ずかしそうにしている私に
「純粋やなぁ~」って大笑いしていた。

途中でコンビニに寄ったりしていて、
花火大会の会場周辺に着いたのは19時ちょっと前だったと思う。
花火大会は20時からだったので
私はてっきり それまでの間
夕食でもとって会場に行くんだと思ってた。

ところが先輩は
「あ~着いた着いた。ここだよ、俺んち」
そう言って先輩が一人暮らしをしてるアパートの前に車を停める。



「半同棲状態の彼女が居るんだって」
私はこの言葉を忘れていたわけじゃない。
むしろ毎日の様に、
この事を考えていた。

(今日は・・・・部屋に居ないのかな)
一瞬の間に色んな事が頭をよぎった。

「じゃ、どうぞ」

そう言って、私を部屋に招こうとする先輩。

彼女が居るのかどうか聞くべきなのか、
今はただ黙って流れに任せるべきなのか。

私は後者を選んで先輩の部屋に入った。



な、なにコレ・・・・。

半同棲状態?
こんなに汚いのに?

男の一人暮らしの部屋は汚いって言うけど、
先輩の部屋も
それはもう散らかっていた。
流し台には食器が浸されたまま
部屋は服が散らかっていて
とても人を招き入れるような場所ではない。

でも私は嬉しかった。
どんな状態であっても
好きな人の部屋にいるんだもん。
どう角度を変えて見たって
女性が一緒に住んでる痕跡はない。

「先輩・・・散らかってるね」

「そう?コレでもまだきれいな方だよ」

そっか
そうなのか・・・。

私は部屋に入れて嬉しいのにちょっとよそよそしかった。
なぜか正座をして背筋をピンと伸ばし、
部屋の入り口の方に座っていた。

「なんでおまえそんな所に座ってんの?」
そう言われたって・・・。
座る所がここしかないんだもん・・・。
部屋の中央にはテーブルが置かれて
その周辺には
服が散乱してて・・・。

「あー服は適当によけといて。」

私は自分が今座ってる位置から何枚か服をたたみながら
テーブルの方へ進んで行った。

「悪いねぇ、わざわざたたんでもらって」

でも私は幸せだった。
好きな人の衣類をたたむ事なんて
そう滅多に出来ない事だし。
私はちょっと奥様ぶって

「先輩・・・こんなに散らかしてるけど、掃除しないの?」
とか
「服のたたみ方、ちゃんと知ってるの?」
って、先輩をからかった。

その後ポテトチップスを二人で食べながら
当時やっていた

「平成教育委員会」
っていう番組を二人で見ていた。
先輩はやっぱり賢い。
すらすら問題を解いてる。
それに比べて私は
答えが説明されても理解できなかった。
そんな私を見た先輩は

「ゆみちゃんオバカでちゅね~」

そう言って頭をなでてきた。

先輩に触れられて嬉しかったのだが、
時々感じていた事があった。

私はもしかして妹分なのかもしれない。

別に誰かに何か言われた訳では無いのだけど、
なぜかそんな予感が頭から離れなかった。


それから間もなく20時になり
外に出ると
夜空に大輪の花が咲いていた。

「わ~!見てみて!きれいだね」

初めて好きな人と一緒に見る花火。
まさかあの日の再会から
こんな展開になるなんて夢にも思っていなかった。

今は
先輩と一緒に花火を見ている。
もう忘れよう。
半同棲の彼女なんてきっと嘘だよ。
もし居たとしても、きっともう終わったんだよ。

花火を見ながらずっとそんな事を考えていた。




・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・





それからしばらくして、
私が触れられなかった呑み会の事を先輩がポツポツと話し始めた。

「俺さ、昨日おまえの家に電話したんだけど、親から聞いた?」

「あ、うん。聞いたよ。でも先輩のPHS繋がらなかったから・・・」

「そうだった?あ、ごめんね」

「うん」

それからしばらく沈黙が続き、
またゆっくりと話し始めた。


「田中がさぁ、
「ゆみちゃん絶対、ヒロの事好きなんだと思うんよね~」って呑み会の時に言ったんよ。」


「えっ、ぁ、あぁ・・・・・それで?」

体中に衝撃が走った。
ドキドキが体を巡って、
頭のてっぺんから
つま先まで
もう、熱くて
緊張を隠せない。
まゆ先輩!鋭い!

「で、俺に「ヒロは?ヒロは彼女とかおるん?」って聞いてきたんよ」

「えっ、ぁ、あぁ・・・・・」



それ以上を聞くのが怖かった。
まゆ先輩になんて答えたんだろう。
私は一生懸命話しをそらそうとした。
でも先輩は続きを話したそうにしていた。

「なんか・・・ちょっと怖いね」
って言ってみた。

先輩は
「怖がる部分はどこにもないけど?」
そう言って話しを続けた。

そっか。
怖がる部分はどこにも無い・・なのか。
私が先輩の事を
好きだとも
なんとも
思っていなかったら
確かに怖がるわけも無いよね。

でも私は先輩がすきなんだもん。
だからそれ以上聞くのが怖いよ。

「で、すっごいしつこかったんだよ。
「ユミちゃんの事どう思ってる?」って
だから
「どう思ってようがお前には関係ない」って
ちょっと冷たく言ってしまったんだけどさ、
そしたら
「何それ!いいもん!じゃ~ゆみちゃんにヒロの事どう思ってるか聞くから!」


そう言って、
まゆ先輩はPHSで私のベルにメッセージを入れようとしたらしく、

それをやめさせようとする先輩と

意地でも送ってやる!とするまゆ先輩が

お互いPHSの奪い合いをして
結果があの数字の羅列のメッセージだった。

先輩は
そんな内容を突然入れられても私がびっくりするだろうと思って
どうしても私に連絡を取りたかったらしいのだ。

「・・・確かにそんなメッセージ入ってきたらびっくりするけど、
でも、先輩もわざわざ家に電話してこなくても、
ベル入れてくれれば良かったのに・・・。」


私は別にそこまでムキになって連絡してくる程の事でも無いのに・・・
って思った。

「いやぁ、ま、そうなんだけど・・・」

「酒の力も借りて一大決心で聞こうと思ってたんだよ。
田中がきっかけを作ってくれたって言うかさ、




ゆみちゃんは俺をどう思ってるんかな?って」




ここまで先輩が言ったのに、
それでも自分の口から
気持を言えなかった私。

「どう思ってる・・・・って。」

「・・・・ごめんね、変な話になってしまったね。」


















「先輩が好きだよ」

やっと言えた一言。

お互い顔を見合わせ、
しばらくの沈黙が流れた後、
なぜか二人で大笑いをした。
お互い同じ気持ちだと確認しあった後、
手をつないで花火大会の会場を後にし、

「もう夜も遅いし・・・」

そう言ってまた私の家まで急いだ。
さすがにコンクールの日に帰宅を10時をすぎたら
まずいだろう・・・と、
高速を使って帰った。

「先輩!!速い!速い!・・・怖い!怖いってぇええ~~」

先輩のちょっと荒い運転に冷や汗をかきながら

(私に、彼氏が出来たんだ)

って言う現実が嘘みたいに思えて
しばらくは実感がもてないで居た。




ゆみ
高校3年の夏
7月27日(土)
とうとう先輩と
付き合いだしたのである。





































だが、この時。
先輩は私に秘密を持っていたのだった。





続く






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あの頃番長は若かったシリーズ * Com(8) * Tb(0) * page top↑ * [Edit]
   
コメントありがとうございます。
いい青春の思い出ですね。自分は、高校が私服でいいところだったので、そのころはやっていた、スケーターファッションで、それにあうように髪の毛も金髪にしていました。うちの高校は、自分で言うのも変ですが、頭がよく、進学校だったので、そういう服装をしている人は全くいなくて、その結果、ヤンキー扱いされ、女の子は、全く相手にしてくれませんでした。ほっとんど、話した記憶がありません。寂しい高校生活でした。v-19
From: 溝の口のかねちょん * 2006/07/19 21:08 * URL [Edit] * page top↑
   
いやいや・・皆さんが気にしてるのはもっと他にも
あると思いますよ~v( ̄∇ ̄)ニヤッそれと・・また
意味ありげな秘密を残して・・私を置いて行くの~
v-406
上海で美味しいもの たらふく食べて楽しんで
来てヽ(oゝω・o)-☆  ねっ!!!
From: mossしのぶ * 2006/07/19 21:17 * URL [Edit] * page top↑
   
>>溝口のかねちょん様
進学校だったんですか??
私服の高校ってちょっとうらやましいかも・・・。
それにしても金髪とは・・・。
それは確かに不良扱いかもしれませんね(汗)

>>mossしのぶ 様
気にしてる部分が他に??
一体どこでしょう・・・。
もう、もったいぶってる部分は無いはずですが。。。
それともあっちの話ですか??
夜の?
意味ありげな秘密・・・。
あはははは。
あれはもう、今思い出しても(以下秘密)

上海楽しんできますね!
おいしい画像、撮ってきますね!
From: 番長 * 2006/07/19 22:02 * URL [Edit] * page top↑
   
とうとう付き合っちゃうんですか!

ドキドキw

またいいところでやめるんですね…

究極の放置プレイですか?

上海楽しんできてくださいねw

早めの続き期待しております。
From: プッチャン * 2006/07/19 22:22 * URL [Edit] * page top↑
   行ってらっしゃい
憧れの先輩と両思いク~~~たまらん

オイラの高校3年の夏(早生まれだから今から22年前)はじけてましたハイ
巷で言うヤンチャ坊主(プチ不良)でした(汗)若気の至りってやつですね。
元気で戻って来てチョッピリ夜ネタも盛り込んで宜しくです。
絶対にオイラの青春時代は、表現できません(汗)
では。。。。。
From: チェイサー * 2006/07/20 01:21 * URL [Edit] * page top↑
   
ふ~、ようやく付き合うようになったか…
一安心と思ったらまた謎を投げかけ行くのかい?!
アタシ…待ってる。待ってるから!
From: puriri * 2006/07/21 02:45 * URL [Edit] * page top↑
   
おおー。青春ですね。
青いですね。もう、そんな時代は、来ないんでしょうか。来ないんでしょうね。
謎がまた、増えたような。
上海からの早いお帰りをお待ちしておりますぞえ。
From: rail * 2006/07/22 21:51 * URL [Edit] * page top↑
   
>>プッチャン様
ただいまです!
無事帰ってきました。
コメントレス遅くなってすみません・・・。
いいところで止まっちゃいましたね・・・。
落ち着いたらまた続編を書きますね!

>>チェイサー様
ただいまです!
無事に帰ってきました!
チェイサー様は昔、
不良だったんですね(;´Д`A ```
高校ではあまりそういうのはなかったけど、
中学校の時は不良がまわりにいっぱいいました・・。
怖かったです。ブルブル。
夜ネタですか??
うふふふふふ。

>>puriri様
無事帰ってきました!
ただいまです。
お待たせいたしました。
また落ち着いたら続きを書いていこうと思います。
とりあえず今は上海レポを忘れないうちに・・・。

>>rail様
無事に帰ってきました。
ただいまです。
謎を残して旅立ちました。
作戦?いえいえ。
オイラの事を忘れられないためにも・・・。
とりあえずしばらくは上海レポにしようと思います・・。
From: 番長 * 2006/07/23 20:51 * URL [Edit] * page top↑
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