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≪復刻≫恋愛小説風、あの頃の番長は若かった④-1 
2010 / 04 / 01 ( Thu )


復刻版。
ばんちょの高校時代好きだった先輩の恋愛小説風シリーズを期間限定(4月いっぱい)で復活させます。
ゆうてもこれは未完成で実はおわってないのだけど。
とりあえず。過去記事を復活させてます。
今読み返すとすげー恥ずかしい。
(思い出話その2に出てくるエメラルドマウンテンの彼です)

それから、これは初夏に書いた記事です。
だから「ちょうど今頃の季節」って書いてる部分は初夏です。


それではどーぞ。
えっとね。今日はオイラの本名の一部をバラしちゃいます。
っていうか、このブログのアドレスに答えは出てるので隠してるつもりはさらさらないのですが・・・。

オイラの名前は「ゆみ」です。


では始めます。
********************************************

高校1年春。吹奏楽部に入部した私。
入部してまもなく、2つ上の3年生に恋をした。
部活の部長で色黒で背はそんなに高くない。
無口で愛想が悪くて、挨拶をしても聞こえるか聞こえないか程度の返事。
今思えば一体なにが良くて恋したのかよく分からない。


当時の日記帳には
「先輩が笑っていた」とか
「先輩が話しかけれ来てくれた」とか
1ページの半分以上が「先輩」って単語で埋められていた。

テストの点数が悪かった~。でも先輩と今日ちょっと喋られたし、良いか
良いのか?

とにかく恋して恋して、日々の生活ぜーんぶが先輩一色だった。
だが、なにも出来ないまま、いよいよ先輩の引退の日が来た。

それから月日は流れて、
ゆみ高校3年の梅雨。
ちょうど今頃の季節。
先輩への思いは徐々に薄れてきていた。
なにせ、隣の県で専門学校生だった先輩。
連絡先もしらない。
会う手段も何も無い。
だから、恋という気持ちよりも
憧れのまま心のどこか隅っこに
先輩の存在がほんわかと残っていただけだった。

ただ憧れで終わるはずだったこの恋心が急展開したのだ。

私は定期演奏会のパンフレットに載せる広告を集めるために、
高校周辺の商店街を歩き回っていた。
部活の会計兼広告長だった私は、
日々お金の管理と広告を去年より多く集めなくてはいけないプレッシャー。
目の前に控えているコンクールと定期演奏会。
パートリーダーとして後輩の技術向上に頭をなやませ、
また自分の技術も全く満足できず取り付かれたように練習にあけくれていた。

部活のことだけじゃない。
目前のテストの事、高校卒業後の進路の事。
母側の祖母の状態が良くない事。
色んな事が混ざり合って精神的に追い詰められていた。




そんな時、憧れていた先輩が突然部室に現れたのである。

突然の再会。

薄れていた気持ちが再沸騰した。


部活の”しきたり”と言うか、伝統みたいなもので、
卒業した先輩はコンクール前にジュースなどの差し入れをもって
遊びに来る事が多かった。




先輩に会えた。
本当に嬉しかった。
まさか再会できるなんて、思っていなかった。

それだけじゃない。

先輩が笑顔で話しかけてきてくれた。
先輩がちゃんと名前を覚えていた。
もう、なんだか
嬉しくて嬉しくて
眠っていた気持ちが全身にあふれ出てたのかもしれない。

普通の顔がどんなだったか分からない。
ちゃんとしろ!自分。
そい言い聞かせてもニヤニヤしちゃう。
まともに顔を合わせられない。
先輩の目にはどんな風に映ってるのだろう。
かわいく映ってる?
ただの後輩を見る目だよね?
私はあなたが好きなのよ。




先輩はしばらく合奏を見ていたが途中で突然居なくなった。
当時はまだ出回ったばかりのPHSで通話をしていた。



彼女?

いるのかな?


いるよね。そうだよね。
辛いというよりは、
まだまだ”高校”って言う小さな枠でしか存在していない自分が
ちっぽけで、惨めに感じた。
精一杯背伸びして大人に見せても
きっと彼女はきれいな人なんだろう。
叶いっこない。


通話の相手が誰なのかも分からないのに、
勝手に彼女と決め付けて
ただただ切なくなっていた。




先輩が音楽室に戻ってきた。
その後1時間ぐらい合奏をして
部活が終わった。
先輩は当時の部長(男)と笑いながら話をしていた。
時間は18時を回っていたと思う。
当時の私の通学手段はJRで、
すぐにでも駅に行かないとJRに間に合わない。
でも先輩ともっと話していたい。
今度のJRを逃したら今度は19時30分ぐらいまで電車が来ない。


それでも良い。
それでも先輩と一緒に居たい。
私は電車を一本遅らせた。


後輩達が帰宅し、3年生数人が部室に残った。
先輩が持ってきてくれたジュースを飲みながら、
先輩と話したり、定期演奏会にむけての仕事をしたり。

私ももっと先輩と話したかったけど、
広告係の仕事があったせいで、
あまり話しが出来なかった。
ひとり音楽準備室で。
広告を出してくれた企業やお店に領収書を書いていた。
枚数にして100枚以上。

もんもんとしていた。
早く先輩と話がしたい。
先輩の笑い声が聞こえる、あの会話に混じりたい。
自分も先輩がいる音楽室で仕事をすればよいのに、
なぜか距離をおいておきたい気持ちもあった。
なのでわざわざ扉一枚はさんだ音楽準備室で仕事をしていた。
おそらく、距離を置いておきたいって気持ちは
私がここに居ることに気がついてほしいって言う心理かもしれない。
話したいのに、隠れていたい。
乙女心は複雑。




ところが。
「じゃ~俺、そろそろ行くわ」
先輩がそう言って動き出した。



ドキッっとした。
全然話してない。
せめてもう少し話したい。
先輩の記憶に残りたい。
思い切って席を立ち、先輩の方に走ろうとした。
そんな時に限って、足とイスがからまって
ちゃんと立ち上がれない。
じたばたと転びそうになりながら
どうにか体勢を戻した時。






「お前なんでここで地味に仕事してんの?」


一瞬にしてからだ全体が熱くなった。
足元から顔にかけて一気にドキドキが走った。
とにかく顔が熱い。



「あ、領収書、書いてるんです。」

「うぁー。広告長になっちゃったわけ?」

「はい・・・。」

「なんか懐かしいわー。何枚書いたん?」

「まだ3枚。」

そう。私はたった3枚書くのに20分近くもかかっていたのだ。
それぐらい緊張とあせりが入り混じっていた。

「どうやって帰るが?」

「JRで・・・」

「この領収書って今日中なん?」

「いや・・・違うけど・・・。」

「じゃ~明日にすれば?もうみんな帰るって言ってたよ」

(・・・・・・・先輩と二人でもっと一緒にいたいんだけどな)

「そうですね・・・」


その時偶然、雨が激しく降ってきた。
本当にドラマのような展開で。

「うぁ~雨ひど~」

「あ~さすが梅雨ですね」

「お前、ちゃんと傘もってきてるん?」




やめてよ先輩。
期待しちゃうじゃない。
ここで「持ってない」って言ったら、
駅まで送るって言ってくれるかな?って。
期待しちゃうじゃない。

でも、
「持ってない」って言っても
それでその会話が終わったら
それこそ
ショックを受けそうだから、
持ってなかったけど
「持ってる」って言った。
かまえてたんだね、私。
傷つかないように。


「傘ですか?ちゃんと持ってますよ!」

「って言うかさ、俺どうせ、市内に用事あるからお前んち送ってやるよ」



ゆみ。
高校3年の梅雨。
初めて好きな人の車の助手席にのっちゃったわけです。


そして、高校3年の夏には
女として色んなことを知っちゃったわけです。





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あの頃番長は若かったシリーズ * Com(14) * Tb(0) * page top↑ * [Edit]
   
ああ…初恋の頃の気持ちが蘇りました。
続きを猛烈に期待。

先日の「同じにおい」に有頂天のアタイ…
番長さまがうどん臭を放たないことを祈りつつ。
From: puriri * 2006/07/14 01:48 * URL [Edit] * page top↑
   
さくらさんのブログから来ました。
こういう話好きなんで、続きが凄く気になります。

よろしければリンクさせてください。
From: プッチャン * 2006/07/14 01:55 * URL [Edit] * page top↑
   
え~女として何を知っちゃったか知りた~い(★ ̄∀ ̄★)にやりッ☆  是非続きをプリ~ズv-402
From: mossしのぶ * 2006/07/14 07:20 * URL [Edit] * page top↑
   
なんすかこの漫画みたいな展開!笑
先がすごく気になります☆
From: クロ * 2006/07/14 16:53 * URL [Edit] * page top↑
   
>>puriri様。
続きにご期待いただきまして、ありがとうございます。
なにせ理系なオイラは(まぁ、理系って言ってももうすっかり頭から消え去ってますがw)文才がない!
だもんで続きを気にしてもらえて大変光栄です。
頑張って続きをUPします。
同じ匂い・・・・今思えばpuriri様にとって大変失礼な言葉だったのではないかと反省しております。
うどん臭は放ちませんが、加齢臭はしてるかもしれません・・・・。いやん番長ったら。

>>プッチャン様。
あらあら、サクラさまの所からですか!ありがとうございます。
さらに 続きを気にしてくださってかなり光栄です。
リンクですか?どうぞどうぞ。
オイラも貼っておきます。相互って事で★

>> mossしのぶ (でもオイラにとっては総長)様
番長は女として何をしったのでしょう。
も~。むふふふふふ。
続きを気にしてくださってありがとうございます。
ぜひ、今後の展開に期待してください。

>>クロ様
先を気にしてくださってありがとうございます。
漫画みたいな展開は今後も続きます。
ぜひ今後も文才の足りないおいらが書いた恋愛をお楽しみください。
From: 番長 * 2006/07/14 18:14 * URL [Edit] * page top↑
   
なんか気になります(照?
早く続きが知りたいです☆
From: さくら * 2006/07/14 20:05 * URL [Edit] * page top↑
   
>>さくら様。
続きを気にしてくださってありがとうございます。
なんだかこのペースで行くと完結するのに
100話ぐらい必要になってくるんじゃないかと
オロオロしております。
第2話目もUPしましたので、
ぜひぜひお時間が許す限り楽しんでってください。
From: 番長 * 2006/07/14 21:03 * URL [Edit] * page top↑
   
ムフフ。
なんか青春ですね。
railも、そんな高校生活が送りたかったですね。
遅すぎた春だったんでしょうか。
青春に恋愛は、必要不可欠ですね。
From: rail * 2006/07/15 22:51 * URL [Edit] * page top↑
   
>>rail 様
青春にも色々ありますよね。
白球を追いかける球児もきっと青春を謳歌しているでしょうし、
番長みたいに恋に燃えるのも青春ですね。
オイラは素敵な青春時代を送るはずだったんです。。。。。。えぇ。
実はちょっとネタをばらすと、この先相当泥沼です。
覚悟がかなり必要です・・・。
どうかオイラの自己満恋愛小説に
最後までお付き合いください。
From: 番長 * 2006/07/16 00:33 * URL [Edit] * page top↑
   
>最後までお付き合いください。
楽しみにさせて頂きます。

リンク貼らせて頂きました。
では、またーーー。
From: rail * 2006/07/16 18:49 * URL [Edit] * page top↑
   
>>rail様
ただいま、次の回を執筆中です。
しばらくお待ちください。

ところで、リンクの件ですが、こちらもリンクを貼らせていただきました!!
From: 番長 * 2006/07/16 21:44 * URL [Edit] * page top↑
   
調子にのってまた昔の記事にコメントしてますが、

返事は返さなくてもイイですよ^^

ワタクシの単純な感想ですから~。

高校生くらいの時って、自分はオトナになってる

っていう思いと、まだ子供なんだという思いの

両方がありんですよねぇ・・・それが妙に

もどかしくて、でも精一杯背伸びしてしまって・・・。

番長さんの切なさや嬉しさがとく伝わって

昔を思い出しちゃいますねぇ^^
From: ぐしお * 2006/10/15 09:33 * URL [Edit] * page top↑
   気になる~!!
何だか私も高校のとき吹奏楽部で、
お気に入りの先輩は2つ上!!
私も副部長やってて・・・、とすごくだぶります!!
いや~ん、気になりますv-10
From: 非常口 * 2006/11/23 22:27 * URL [Edit] * page top↑
   
>>非 常 口 様 

コメントありがとうございます。
とても懐かしい記事に(笑)

非常口様も、吹奏楽部だったんですか!
そして2つ上の先輩がきになってたんですね!
なかなか似た境遇ではありませんか!

楽器は何をやられていたのでしょう?
好きな先輩の楽器は??

これで自分のパートがパーカスで
先輩がトランペットだったら
ど~しよ~!
From: 番長 * 2006/11/24 15:21 * URL [Edit] * page top↑
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